引越してきた小田原にも慣れてきた10月ある日の土曜日、午前中から今日は出かけてみようと思いたち、まずは腹ごしらえというわけで蕎麦にすることにした。
せっかく小田原に来たのだからまずは代表的な小田原のお蕎麦屋さんに行くのが流儀というものだろう。いつものようにWeb検索で探しだしたのがこちら「手打ちそば処 田毎」さんである。
2種のゴマを使用した看板メニューの田毎をオーダー
本日も週末は土曜日であるため、観光客と思しき中高年の方々でほぼ満席であるが、僅かに空いていたお一人様用の席が空いていたのでほぼ待たずに入店することが出来た。
やはりおすすめメニューの田毎(たごと)が目を引いたのでコレにすることに決めた、さらにセットメニューのベビー天丼セットにすることにした。今日はけっこう朝からお腹が空いているのだw
以下のHPからの引用のとおり、ここのお店は古くからすべて手作り、さらにそば打ちに使う水は店舗の地下50mから水を組み上げて使用しているそうだ。
こね・のし・切り、全ての工程を手作業で作っている田毎のそばは、一日にご提供できる数が限られています。それでも、江戸の昔から伝え継がれた手打ちそばの美味しさを出来るだけたくさんの皆様に味わっていただきたいと思い、 商いを続けてまいりました。
近年、外食産業の発展に伴い大工場で半製品化された食材がプロのお店でも使われるようになりました。田毎ではお客様に召し上がっていただくそば・汁・たね物にいたるまで全て、はじめから手作りでご提供しています。
田毎HPより引用
ゴマとおろしの風味独特の田毎そばを天丼セットで頂いた
待つこと10分ほどでそばが到着。うーん、これは美味そう、蕎麦がツヤツヤだね。
まずつけダレであるが、やはりこの自家焙煎の2種類のゴマと大根おろしが独特の香りと風味を醸し出している。タレそのものは甘めのタレでこれがゴマ+おろしと絶妙にマッチしており確かにカラダに良さげなフレーバーのタレである。
お蕎麦は、細め・柔らかめで、すこしだけ縮れがはいってるのではないだろうか、僕は割と硬めの歯ごたえのある蕎麦に慣れているせいか、久しぶりのこの蕎麦の感じである。これが前述のスペシャルなタレとの相性が良く、とても良く絡んで蕎麦をどんどんすすらせる、箸がどんどん進むのである。
のちに小田原のいくつかのお店で蕎麦をいただいたが、この少し細めの感じの蕎麦はやはり共通であった。おそらくその中でもこの田毎の蕎麦がそれらのお手本になっているのではないだろうか。
セットで頼んだ「ベビー天丼」も美味しかったし、最後に飲ませていただいた蕎麦湯もドロっと濃くて非常に自分好みであった。
次回の再訪決定 & ちょっとした注意事項
今回は看板メニューの田毎にしたけれど、これだけ品質が高いと次回の再訪時はノーマルの盛りとかを試してみたいね、あと温かいそばもよさげ。夕方来てそば飲みで一杯、というのもいいだろう。
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