らぁ麺 桃の家 – 超おすすめレビュー 小田原で一番ウマイらーめん 醤油&塩

桃の家 こく旨味玉醤油らぁ麺 グルメ

こちらに引っ越してきて早45日経過。
ウマイらーめん屋を探そうと小田原のガイドブックをチラチラ見ていて発見したのがこのお店、「桃の家」さんである。なにやら東京の有名店で修行された女性の店主が小田原で開業されたお店とのことで、期待が持てそうだったので行ってみたのである。
ガイドブックに載っていたらーめんの写真は塩と醤油らーめんであったから、こちとら九州の豚骨らーめんには飽き飽きしており関東の醤油や塩らーめんを食べたくてしょうがない状況だったから、土曜日の開店時間11:00を狙ってそそくさとお店に馳せ参じたのである。

おしゃれな外観、清潔で明るい店内の様子 – らぁ麺 桃の家

店舗の場所は、小田原の栄町というところで小田原駅の東口から徒歩10分程度。このお店の周囲には他にも小田原で有名なレストランが並んでいるが、オレンジの外観がひときわ目を引く店舗が桃の家であるからすぐに分かるだろう。桃の家のロゴも、鶏・ドンブリ・麺の看板アイコンもデザインセンスがいいねぇ。


開店11:00の数分前に到着したので、まだ開店していなかったが僕が一番乗りであった。もちろん程なくして行列が出来始めた。僕の後ろに並んだお客さんを観察すると、観光客と思しき方々、若者、妙齢のご婦人などバラエティに飛んでいるが、特色的には割と僕ぐらいのミドルハイエイジの方が多いように見受けられた。つまり客層から推察されるのは、おそらくギトギトこってり系ではなく、品のあるらーめんではないか、ということである(これは数回通ってみて事実と証明された)。

桃の家の明るくて清潔感のある店内で美味しいらーめんを堪能する

さて、数分待っていよいよ開店の時間である。女性の店員に店内に通され、一番奥のカウンター席に案内される。店内はとてもこじんまりしておりカウンター9席のキャパシティであるからお昼時などの繁忙時間は混むことが容易に想像できる。店員さんは3名、うち1名のかたが店主さんであることはすぐにわかるだろう。その他の店員さんに的確に指示を与えているからだ。

カウンター席に着席して、少し落ち着いて周囲を見渡すと眼前が厨房になっており、煮玉子が昆布と一緒にタレに漬けられている。
ふと左側に目をやると大きな寸胴でスープが煮込まれている! これがおそらくすべて料理のベースになっている特製スープだろう。経験上、こういうグツグツしている寸胴があるお店は間違い無いと思う。これは期待できるな!!

シンプル厳選メニューからMOMONOYA SETをチョイス!

メニューから今日は何を頂こうかというところだが、まず初回は定番から行くのがスジというものだろう。らーめんの種類としては塩と醤油しかない至ってシンプルなメニュー立てで、そのどちらもがおすすめということであるが、お店のイチオシが塩味の「あっさり味玉らぁ麺」ということなので素直に今日はコレで。かつ店長オススメのMOMONOYA SETでミニカレーを付けてもらった。

すでにこの記事を書いている時点でこのお店には3回ほど通ったので、すでに「こく旨醤油味玉らぁ麺」も頂いているから次のセクションでそちらもレビューしたい。

桃の家の至極のらーめんと最高のサイドメニューをレビューしてみる

ここからはらぁ麺 桃の家さんの料理を一品一品、サイドメニューも含めてレビューしていこう。サイドメニューを含めたのは、それが無視できないほどクオリティが高いからである。

あっさり塩味玉らぁ麺 – 桃の家

タレはベトナム産カンホアの自然海塩を使用、仕込みに1ヶ月要する塩漬けレモンがアクセント!素朴ながら最後までグイグイ引き込まれちゃいます!

お店のメニューより引用

正直、この手のあっさり系塩ラーメンでは、今まで食べた中で一番美味しいと感じた。

お店のイチオシなだけに非常に完成度が高い。スープはもちろんあっさり目であるが、自然海塩を使ったうっすら塩味と、なんと言っても、あの寸胴で煮込まれたスープの出汁の旨味がしっかり感じられる。
チャーシューはらーめんを作る都度、切ってドンブリに載せて供せされる。玉子は冒頭で紹介したようにつけダレにしっかり漬けて丁寧に作られたものだ。この玉子、なんと塩らーめんと醤油らーめんで玉子の味を変えているというコダワリようである。

あと確かにこの塩漬けレモンがより一層爽やかなあっさり感を作っているな。これは僕ぐらいの年齢の、もうコッテリギトギトなやつがしんどくなってきた向きには非常に歓迎されるはずである。客層に中高年と思しき方が多く見えるのは、そういうのも遠因になっているのかも。

あっと言う間にスープ含めて完食完飲。やはり女性の店主が丁寧に作られているから、繊細であり品質が高く、らーめんというか「料理」としてしっかり作られているのである。これは旨いのは当たり前だろう。

こく旨醤油味玉らぁ麺 – 桃の家

塩と醤油、好みはいろいろだしTPOによって(その時々によって)食べたい味は変わるが、そう!どちらかというと今回は醤油が食べたかったんだ。
あっさりの塩も非常に良かったのだが、醤油のほうに興味があったから、すごく期待して再訪したのであるが、まったくもって期待通り、、というかそれ以上の醤油らーめんであった。
この「こく旨醤油味玉らぁ麺」は僕の期待を超えたと断言して良い。

タレにはパリの三ツ星ホテルでも使用されている小豆島の丸島醤油を使用。キレとコクが共存し思わず何度でもスープを飲みたくなります。

お店のメニューより引用

僕が四の五の言わずも、このメニューの引用文のとおりでキレとコクが共存していて、本当にスープが旨い。味わいが深いのであるが、ちょうどいい具合に深すぎない。この小豆島の丸島醤油の醤油のフレーバーと例のスープの味わいのバランスの具合がベストマッチなのである。そのスープをベースに丁寧に作られたチャーシュー、醤油味専用の味玉とメンマが鎮座。醤油らーめんにはこの鶏団子がトッピングされていて、この鶏団子の食感がアクセントにもなっている。

別記事に書いた飯田商店の醤油らぁ麺と比較しても、僕はこちらの桃の家さんのほうが好みであるし旨いと思う。いきなりで日本一のらーめんより上だと評するだなんてちょっと乱暴に思われる向きもあると思うが、いやいや、これが偽らざる僕の本音である。すなわちマイベスト醤油らーめんなのである。

ミニカレー・ミニチャーシュー丼 – MOMONOYA SET

通常のらーめんセットに付いてくるミニライスなどのいわゆるミニXXだなんて、あまり評価するに値するものは無いのが普通であるが、そこはこの桃の屋さん、いちいち期待を超えてくるのである。

MOMONOYA SETでの僕のオススメはまずミニカレーをオーダーすることである。もうね、これがサイドメニューとは思えないぐらい本格的なスパイスカレーですごい旨い! どうも例のラーメンスープで4時間ほど煮込んだものらしいが、ぜひこれはトライして確かめてみて欲しい。
それとミニチャーシュー丼も、提供直前に大きなブロックから切って、さらにフライパンでソテーされたものが提供されるという丁寧さでぜんぜん手が抜かれていない。当然のごとく香ばしくて旨い!
どちらもレギュラーバージョンの、「桃の家特製カレー」「桃の家カレー」「大判チャーシュー丼」が用意されている。こちらは次回来店時に試してみる予定である。ウマイに違いないw

まとめ:小田原に来たらぜったいに行って欲しいらーめん屋さん

手元のガイドブックによると、こちらの店主さんは「らーめんせたが屋」グループで7年間修行され、自身の地元の小田原で開業されたらしい。このらーめんの味は3年がかりで作り上げられたもの、と書かれてある。きっと、これからもどんどん進化していくのであろう。

こんな素敵なお店の近くに越してこられたことを本当にシアワセに思う。また来ます!

リンク らぁ麺 桃の家 Facebook

コメント

タイトルとURLをコピーしました